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初めてホストファミリーを経験。留学生を受け入れてわかったこと

海と料理が好きなShonan Boyブロガーことぺぺでございます。

 

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実は3ヶ月前からうちではアメリカからの留学生を受け入れていました。

なかなか日本で留学生を受け入れる、ホストファミリーを経験している人は少ないんじゃないと思います。

 

ちょっとしたご縁で今回留学生を受け入れましたが、とてもいい経験と気づいたことがありますのでご紹介したいと思います。

 

 

留学とは?

留学(りゅうがく)とは、自国以外の国に在留して学術・技芸を学ぶことをいう。広義には自国以外の国に限らない場合もある。留学している人を「留学生」(りゅうがくせい)という。

出典:留学 – Wikipedia

 

主に海外に何かを学びに行くことですね。

近年では日本から留学する学生が少なくなったみたいです。

こちらをご覧ください。

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第9章 国際交流・協力の充実:文部科学省

ボクもハワイに4年間留学していたので、留学はとてもいい経験だったので少し残念です。

 一度は海外に出てみるのをおすすめします。

 

 

うちの留学生

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※これはイメージ図です。笑

今回、近所の知り合いが留学生の受け入れ先を探していたところ、ボクが留学経験があり英語が話せるということで話がきました。

 

話を聞くと16歳の女子高校生でした。

湘南の高校に通うことが決まっていて、1年間の留学です。

アメリカのオレゴン州からの留学生で、ポートランドという大きな都市が有名ですけど彼女の家は少し離れたところでした。

 

ご両親は2人ともメキシコからの移民でメキシコ人です。今はアメリカで家族みんなで生活しているそうです。

 

 

ホストファミリーとして

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ホストファミリー先は3ヶ月ごとに変わるということで、うちは最初のホストファミリー先としてお願いされました。

留学をコーディネートしている人の話だと、最初の受け入れ先がなかなか決まらなくて困っていたそうです。

しかも、最初の3ヶ月ぐらいってとても大切なんです。

日本語はカタコトぐらいしか分からないのでホストファミリーとのコミュニケーションを取るのが難しい留学生もいるとのこと。

さらに、全く知らない土地に来て生活するのですから、とても緊張と不安があると思います。

 

だから、少しでも英語が話せる人がいるととても安心するということでした。

 

 

ボクの考え

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当たり前ですが、基本は日本語で話します。

当然ですよね?

日本に留学しているのですから日本語を学びたいのです。

それなのに英語で話したら彼女のためにならないので、そうしてます。

もちろん、緊急時の場合でどうしてもわからない、という時は英語で説明はしたりしましたが。

でも、それ以外は出来るだけ日本語で話します。

 

 

少し違和感があったこと

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うちは定年した父と母がいますが、最初の頃彼女と会話する時の話です。

日本人は英語を使って分からせてあげたい、みたいなところがあるように見えました。

特に父は少し英語に興味があるみたいで、英語で言ったりするんです。

でも、彼女は「日本語で話してください!」という場面も多々ありました。

 

これアメリカだと絶対ありえないことです。

ボクが留学していた先のホストファミリーは一度も日本語で話しかけてきたことは無かったです。

これは文化の違いなのでしょうか?

 

これが1番気になってしまったところですね。

僕の意見はホストファミリーはいつも通り自然体で留学生に接してあげる方がいいと思います。

必要以上に手をかけたり、心配するのはボクは良くないかなと。あくまでも家族として接してあげればいいですね。

 

 

一緒に生活してわかったこと

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3ヶ月一緒に住むと色々わかることがありました。

基本的にテレビを見るという習慣は日本ほどなくて、最近の日本もそんな感じになってきましたが。

 

ま、見てもまだ分からないんだろうけど。

だから、自分を見て欲しいアピールがすごいです。笑

日本人でもこういう人いますよね?

ま、たぶん少し寂しいのかもしれませんが誰かと会話していたいというか、注意を引きたいという感じですかね。

 

それに父や母は少し振り回されていた感じを受けました。笑

特に父は家にかなりの時間いるので1番彼女と接する時間が長い。

それゆえに彼女の一個一個の行動が気になるみたいで。

はたから見ると超不自然ですからね。笑

ま、預かっているという責任感からなのかもしれませんが、ボクからしたらこれまた気にしすぎって感じです。

 

あとは1番の違いは生活スタイル

基本的にアメリカの人は寝る前にお風呂入らない人が多いです。しかも、歯も磨かない人も。笑

うちの留学生もそんな感じでした。

父に言われてお風呂に入る時もありましたが、基本は朝入ってましたね。

父と母はこれが1番ビックリしたことだったみたいです。笑

 

 

日本人はもっとホストファミリーを受けるべき

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まだまだ日本では珍しいみたいですが、今回留学生を受けてみてとても良かったです。

いくつかそのポイントを紹介します。

 

異文化に触れられる

日本にいながら海外の人と交流できる。

これはとても貴重ですね。普通に日本で生活していたら海外の人との接点なんてほぼ無いですよね。

なので、日本以外の文化や考え方に少しでも触れることが出来るのですごくいいです!

 

考え方の幅が広がる

これはアメリカの大統領選挙戦の時の話です。

もちろん、彼女もとても気にしていました。

ただ、まだ16歳なので選挙権がないのですが、それでも選挙戦に注目してました。

それは彼女の家族がメキシコからの移民ということももちろんあると思いますが、日本の高校生と比較しても選挙に対する考え方が全然違うのが改めて分かりました。

 

ちなみに、トランプが勝ったことで彼女は泣いて落ち込んでいました。

これにはちょっとビックリしましたけど。

それぐらい彼女にとっては重大なことだったみたいです。

このように日本では経験できない考え方や体験も出来ますね。

 

自分達のことがよく分かる

これが1番大きいです。

他国の人と一緒に生活すると、自分のこともよく分かるようになります

正確にいうと自分達のことを考えるようになるですね。

 

日本はなんでこうなのか?、なぜ日本人はこういうことを言うのか?、接してみてどういう感情になったのか?とかさまざまです。

 

でも、これって日本人や日本に住んでいるだけだとわからないポイントなので非常に面白いです!

まだまだ日本のことも知らないことがたくさんあるし自分のこともわかっていないんだなと再認識しました。

 

 

おわり

明後日でうちでのホームステイ期間は終わりになり、次のホストファミリーのところに行くことになっています。

少し淋しい感じもありますが、彼女のためにも色々な日本の家庭や文化を見た方がいいです。

 

色々な家族がいるし、人もいるので出来るだけたくさんの人や文化に触れると将来の彼女の財産になりますしね!

これはボクも経験した人なのでとてもよくわかるところです。

 

日本のみなさんにももっといろんな人や物今の身の回りない物をドンドン体験していただきたいです。

500円の牛丼の良さと、座ってカウンターで食べる何万円のお寿司の良さがありますよね?

その幅が人生の幅だとボクは思います。

 

どっちか一方しか知らない人はやはり偏ってしまうのです。両方の良さをみて、体験して、最後は自分で考えて決めるのです。

この自分で考えるを、今回のホストファミリーを受けて改めて思ったところでした。

 

 

ありがとう、エベリア!!

あなたとの時間はボクらにとっても貴重ないい経験でした。(*^_^*)

Good luck and enjoy it !